親であること、夫婦であること

最近よくこどもにきかれるのは、「なんでお父さんと結婚したの？」ってこと。
そう、何でなんだろうねぇ。

若いときは、好きだって言われて、好きだって思って、それでよかったよ、確かに。

でもこうして子どもが大きくなって、親として人を育てていく過程で、
父親としての彼には正直失望してる。
私の考える父親と彼はあまりにかけ離れていることがわかったから。

こういうことって、実際に親になって初めてわかることなんだよね。

そもそも、彼は私のどこが好きなんだろうって思って聞いてみても、
「全部！」なんて言ってるし。
それって、何も思い浮かばないってことと同じよね。

実のところ、彼は私に何の興味もない。
それは私が話していてもまともに聞かないで新聞を読み続けていることで明らか。
私の関心事は政治とか社会問題だとかで、そいういうことについて語り合いたいけど、
彼はそういうことは家庭で話したってどうなるもんじゃないって考えてる。

そりゃぁ話したってなにも変わらないでしょうけどね。

で、挙句に、「そんなことよりいい加減メシにしようよ」とか言う。
私の話はそれ以上聞く気がないらしい。

メシにすればしたで、自分のサッカーの話を延々してる。
子どもたちに話すのも「サッカー頑張れ」だけ。
もっと、社会の在り方だとか、人としての生き方だとか、
親だったら子どもに語らなければいけないことがたくさんあると思うのだけど。

ハルなんかはニュースになっている社会問題に関心を持ち始めて、
食事のときにはポツポツ話したりするのだけど、
彼は息子のつたない意見が気に入らないらしく、
「オマエは何もわかってない」とか
「ホントにバカだなぁ、世の中を知らなすぎだ、もっと勉強しろ」
だとかしか言わない。
誰に対しても共感するってのがなくて、常に自分が一番なんでもわかってるみたいな態度だから
正直会話する時間を共有したことを後悔する。

あまりにも不快だから、やり返しだ！とばかりに、彼がサッカーの話をしても
あなたの話には全く関心ないよ、そんなこと聞きたくもないってふうに
上の空で聞くようにしているけど、どうやらあまり感じてないみたい。

どこの夫婦もこんな感じなんですかね。
旦那がこんなだから、息子が恋人、みたいな母が増えちゃったのしらね・・・

今はママ友とのランチが一番楽しい！

タグ：日記 家族

バリウム検査で胃痛!?

昨日、二年ぶりに検診に行ってきました。
なんで毎年行かないかというと、飲み物が苦手な私にはあのバリウム飲むのが苦痛だから。
ちょっとでも間をあけたい！と思っちゃうんですよね。
でも、もうアラフィフで子宮がんの心配もあるし、全然いかないのもねぇ・・・ってことで、
重い腰をやっとあげて行ったわけです。

午後の検診でいつもながらすごい混んでて、検査の順番待ちですっかり疲れてしまい。
そしたら、いつもなら最後の方にするレントゲン撮影を先にしてきてくれと言われ、ぎょえ～！心の準備が・・・

でも仕方なく肺のレントゲンのあと胃のレントゲンへ。
ここでも結構待たされ、あ～、この待ってる時間がイヤなのよぉ、緊張するなぁ。
最初にバリウム飲んだ時は技師の人の話すマイクがビンビン響いて何言ってんだかよくわからず、
とにかく必死で大汗かいたっけ。
次は女性技師だったけど、ものすごく事務的の上、語調がなんだか叱られてるようで、ただつらかった記憶しかない。
で、飲み物を一気飲みできない私にはどちらもバリウム飲むのがすっごくつらくて、ゲップ出そうになるのを抑えるのに必死だった。
で、今回は。

なんと、初めて感じいい技師でした！
バリウムも頑張ってのめたし!!
だも今までと違ったのはバリウム飲んですぐにすごい胃がパンパンで痛いくらいになったこと。
こんなに張ったのは初めてでした。
ゲップも出たい感じにならなかったし。
いい感じじゃん!!　と喜んで検査を終え、下剤もいつも通り飲んで、他の検査も済ませてルンルンで帰宅。
帰って空腹を満たそうとパンを食べたりお茶を飲んだりしたら、イテテ・・・胃が痛い・・・

頑張って夕食を作って食べたらまた痛い！
それが二つ折れになって苦しむような痛さなのですよ。
トイレに行って、出すものだしてもまだ痛い。
なんでなんで??
夕食後しばらくしても痛みがおさまらず、おなかを抱えて倒れている私を見かねた旦那が「胃薬飲んだ方がいいよ、普通そんなことにはならないから。バリウムとかいろいろ飲んで胃酸過多になっちゃったんじゃないの」というので、市販薬を飲み、またゴロリ。
一時間ほどしたら痛みがおさまって動けるようになったけど、こうしてる今もまだなんとなく胃が重い。
まだバリウムが胃の中に残っているのかしら。

エライ目にあったので、また検診に足が遠のきそうだわ。

タグ：日記

世界は毒であふれてる

今朝はテレビで中国の大気汚染がひどく、PM２．５で真っ白な空気の中で生活している映像がしきりに流れていました。

コメンテーターが「国民はいったいどんな気持ちで生活しているんでしょう」「案外気にしていない感じのコメントする人が多いですよね」「あんなところで平気で住んでるなんて信じられない」といったコメントをしていました。
確かに大気は真っ白。
見ているだけで息苦しくなるようだけど、ふと思ったのは、大気に色がついていなければこんなにもひどい大騒ぎにはなっていないだろうということ。
現に日本では放射能がダダ漏れでも意外とみんな平気。
放射能もこんなふうに色がついて見えれば、きっと日本は今頃パニックになってるでしょうね。

コメンテーターの言ったことはそっくりそのまま今の放射能で汚染された日本に対して海外の人々が思っていることのように思われて、ちょっと苦笑してしまいました。

こないだは週刊誌の記事で、北欧からチェルノブイリの放射能で汚染された食品が輸入されている、というのがありました。
事故からいったい何年たったのでしょうか。
それなのにまだ放射能で汚染されたものがどんどん出てくる。
恐ろしいことです。

中国からは汚染された大気や農薬まみれの食品、アメリカからは農薬漬け食品&遺伝子組み換え食品、ヨーロッパからは放射能汚染食品・・・
たくさんの毒が溢れてます。
もちろん日本も放射能汚染が進んでます。
何を食べてもどこへ行っても、毒からは逃げられないような今の世界。
なんだか暗い気持ちになるこのごろです。

なんとかしなくては。

今日は民生委員の集まりがありました。
そこでの話題で気になったのが、子どもの貧困問題。
私の住まいの周辺は比較的裕福な家庭が多く、貧困を感じさせる出来事などないので
ほとんど気にしたことはなかったけれど、日本では確実に貧困で苦しむ子供が増えているのが現実です。

中学に入っても、部活にも入れない。
なぜなら貧困家庭の子どもは小遣いをもらえない子がほとんどで、
試合の交通費やら部費やら友達とジュース一本飲むだけのお金も出せるだけの余裕がなく、
みじめな思いをしたくないから、というのを聞いて、胸がいたくなりました。
当然修学旅行に持っていく小遣いもない。
みんなが家族にお土産を買っているのをその子らはどんな気持ちで眺めているのでしょう。

今の日本は裕福な人はさらに豊かに、貧乏な人はさらに貧乏になるシステムのようです。
子どもにはなんの罪もないのに。
政治をしている人たちがお金に困ったことのない人ばかりだからこうなるのでしょう。
みなさん、小さいころから私学に通って、何不自由なく育ったひとばかりですもんね。
そういう人を選挙で選ぶ国民もバカだと思うけど。

なんとかしなくては、と心の中がザワザワしてなりません。

タグ：子ども

選挙

今日は選挙です。
テレビでも新聞でも自民党が大勝するとの予想ですね。

12月15日の朝日新聞の「決戦24時」という記事にこんなのがありました。

＜（14日）　15：30自民党の安倍晋三総裁が遊説のため静岡県内をJR東海道線の列車で移動中、初老の男性に注意される。JRがおさえていた席に、あとから乗ってきた安倍氏が座ったため。男性は安倍氏の隣に立って苦言を続ける。安倍氏はしばらく聞いていたが、「だから、すみませんって言ってるじゃないか」と怒り、その後は座ったまま目を閉じる。男性は隣に立ち続けた。＞

読んでびっくりです。
安倍さん、歳はいくつなんでしょう。
もうちょっと気の利いた応対はできなかったんでしょうか。
解散後の異常なはしゃぎっぷり見ても、子どもっぽいなぁという印象を受け呆れましたが、
こんなおこちゃまな人が次の総理になるかもしれないなんて。
こういう人を総裁に担いでる自民党もアホだけど、そんな政党に投票する国民もアホ。
「誇れる日本」だかなんだか言っちゃってるけど、まず己の行動が人に尊敬されるようになってほしい。

いじめ問題も「いじめ防止法」作るだなんだって、人の心は法律では取り締まれないよ。
日本にはちゃんと刑法があるのに、犯罪する人はいなくならないでしょ。
いじめって一人ひとりの心が貧しいから起こるのだと思う。
両親働いて子どもは保育所や学童に預けっぱなし、物質面は豊かだけどそんな子どもに幸福って感じられるのだろうか。
子どもの問題というよりは大人や社会の在り方の問題。
民生委員やってて、つくづくそう実感します。

今度の選挙の結果はだいたい予想はつくけど、日本が変な方向に転がって行かないよう、願ってやみません。

タグ：日記