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自由と平和のための京大有志の会 [小さな出来事]

先日、新聞にぽつっと載っていた記事に思わず感動してしまいました。

それは「京大有志の会」の「声明文」。

私のこころのうちを覗きこんで書かれたのかと思うほど、
今の私の気持ちのすべてが表現されていて、
読み始めは頭をガーンと揺さぶられたような感じがし、
読み終わるころには涙が出てしまいました。

これまで、ものを読んで涙が出るなんてなかったのですが、
それくらいにすばらしい詩です。

こういうことをこんなに美しい言葉で表現できる方がいるなんて、驚きです。
とにかくすばらしい。
この言葉を忘れずに日々を生きてゆこうと思います。





戦争は、防衛を名目に始まる。 戦争は、兵器産業に富をもたらす。 戦争は、すぐに制御が効かなくなる。 戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。 戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。 戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。 精神は、操作の対象物ではない。 生命は、誰かの持ち駒ではない。 海は、基地に押しつぶされてはならない。 空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。 血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、 知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。 学問は、戦争の武器ではない。 学問は、商売の道具ではない。 学問は、権力の下僕ではない。 生きる場所と考える自由を守り、創るために、 私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。 自由と平和のための京大有志の会
http://www.kyotounivfreedom.com/





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コメント 2

よいこ

ご訪問ありがとうございました。
新聞でこの文章を知りました。
最近、メディアへの圧力発言もアルし、ちょっときな臭いです
by よいこ (2015-08-02 01:14) 

U3

本当だね。
でももっと心に滲みる書き方もあるよ。
by U3 (2015-10-06 13:03) 

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